ストロングハートプラス大辞典

ストロングハートプラス大辞典!フィラリア・寄生虫全部おまかせ!

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犬を飼っていると、フィラリア予防は大事ですよね。
フィラリア予防薬を調べているときに、「ストロングハートプラス」という名前を見かけたこともあるのではないでしょうか。

ストロングハートプラスは、犬専用のフィラリア予防薬です。
フィラリア予防だけでなくお腹の虫にも効果を発揮する、マルチな薬として人気を集めています。

今回はそんなストロングハートプラスについて、具体的にどんなお薬なのか、成分や効果などを徹底的に解説していきます。

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どんな薬?

ストロングハートプラスは、お腹の虫にも効果的なフィラリア予防薬です。
寄生虫に効果的なのは分かったけど、それ以外にどのようなお薬なのかが見えてきませんよ。

そこで、まずストロングハートプラスの正体から紹介していきますね。

ハートガードプラスのジェネリック

ストロングハートプラスは、ハートガードプラス(カルドメックチュアブル)のジェネリック医薬品です。
有効成分は同じものが含まれており、得られる効果にも変わりはありません。

ジェネリック医薬品のため、先発薬のハードガードプラスよりも安い価格で購入できます。
安さに惹かれて購入する方も多いでしょう。

ジェネリックって?

「そもそもジェネリック医薬品ってなに?」

「ジェネリックって動物にもあるの?」

「ジェネリックって何で安いんだろう...」

こういった疑問を持つ方も多くいるのではないでしょうか。
そんな方のため、にジェネリック医薬品について解説します。

薬局などで、ジェネリック医薬品を耳にしたことがある方は多いかと思います。
このジェネリック医薬品は、人間用だけでなく動物用医薬品にも適用されています。

ジェネリック医薬品は、後発医薬品とも言われるお薬のことです。
先発医薬品と治療学的に同等であると、製造・販売が承認されたもののことを指します。
先発薬と同じ有効成分のまま、新しい技術で味や飲みやすさなどが改良されているものも多く存在します。

またジェネリック医薬品は、先発薬よりも安く購入することができます。
先発薬は研究・開発への投資が大きく、発売後には一定期間にわたり有効性や安全性を評価します。

それらの費用も加味した価格設定されるので、先発医薬品の値段は少し高くなっているのです。

ジェネリック医薬品は、有効成分に開発費がかからないのでその分価格設定も安価。
動物用医薬品は高いものが多いので、先発医薬品を購入し続けていると金銭的負担にもなるでしょう。
ジェネリック医薬品であれば、効果や安全性はそのままに安く入手できるので負担の軽減にもなります。

ぽちたま薬局での販売価格

ペット用医薬品の通販サイトでも、ストロングハートプラスを取り扱っているところがあるようです。
ペットの薬通販サイトであるぽちたま薬局では、6錠入り1箱で2,500円から販売されています。

  • 小型犬用(5.7~11.3㎏):2,500円
  • 中型犬用(11.4~22.6㎏):3,500円
  • 大型犬用(22.7~45.3㎏):3,700円

全て6錠入りで、体重別にこのような値段で販売されています。 ぽちたま薬局でハートガードプラスも確認してみたところ、

  • 小型犬用(5.7~11.3㎏):4,100円
  • 中型犬用(11.4~22.6㎏):4,300円
  • 大型犬用(22.7~45.3㎏):5,200円

といった価格設定になっていました。
これはストロングハートプラスと同じく、6錠入り1箱の値段です。

先発薬であるハートガードプラスと、ジェネリック薬であるストロングハートプラス。
どちらを買っても同じ効果を得ることができるので、金銭的負担を考えるのであれば、ストロングハートプラスを購入してみると良いかもしれませんね。

有効成分

イベルメクチン

イベルメクチンは、マクロライド類に属する物質です。
主にフィラリア幼虫に対して殺虫効果を発揮します。
フィラリア幼虫の神経細胞と筋細胞に過分極を引き起こすことで、幼虫を麻痺させて死に至らしめるのです。

パモ酸ピランテル

パモ酸ピランテルは、チオフェンという有機化合物の一種で、抗線虫作用を持っています。
主に回虫や鉤虫の駆除に効果的な成分です。
線形動物である消化器官内寄生虫に神経細胞に作用して麻痺を起こし、排便の際に寄生虫も体外へ排出させます。
イベルメクチンと同じく安全性が高く副作用も少ないため、妊娠中の犬にも使用可能です。

どんな効果?

ストロングハートプラスは、線虫駆除にも効果のあるフィラリア予防薬であると説明しました。
ただペットのフィラリア予防薬として人気な「レボリューション」も同じ効果を持っています

「同じ効果ならレボリューションのほうがいいかも」

「レボリューションと何が違うの?」

という考えもでてくるかと思います。

しかし、やはり価格においてストロングハートプラスのほうがお得と言えます。
1箱買う場合、レボリューションは3本入りで3,500円するところを、ストロングハートプラスは6錠入りで2,500円です。

またレボリューションは犬猫用があるので、犬だけ飼っている家庭ではストロングハートプラスを購入するほうが良いでしょう。
では、ストロングハートプラスの詳しい効果についてまとめていきます。

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フィラリア予防

フィラリア予防のために、月に1度投与するお薬です。
主にフィラリアの幼虫に効果を示します。

投与すると、有効成分がフィラリア幼虫の神経細胞と筋細胞に過分極を引き起こし、幼虫を麻痺させて死滅させます。
フィラリアに感染している場合に、血中内のミクロフィラリアを駆除する効果も持っているのが特徴。

フィラリア予防

フィラリア予防のために、月に1度投与するお薬です。
主にフィラリアの幼虫に効果を示します。

投与すると、有効成分がフィラリア幼虫の神経細胞と筋細胞に過分極を引き起こし、幼虫を麻痺させて死滅させます。
フィラリアに感染している場合に、血中内のミクロフィラリアを駆除する効果も持っているのが特徴。

回虫、鉤虫、鞭虫、消化管内線虫

フィラリア予防以外にも、回虫や鉤虫、鞭虫などの消化管内線虫にも有効。
消化管内線虫の神経細胞に作用して、麻痺を引き起こします。
便を出す際に寄生虫も一緒に体外へ出す効果を持っています。

どれくらい効果が続くの?

ストロングハートプラスは、効果が長時間にわたって持続するといった特徴があります。
1回の投与で1ヵ月ほど持続するので、投与は月に1回となっています。

月に1回の投与でフィラリアや消化管内線虫の対処が可能なのです。

どんな子に必要?

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フィラリア予防・寄生虫駆除

犬の場合、どの子にも必要であると言えます。
犬は外に出ることが多いため、フィラリア予防や寄生虫の対策は必ず行う必要があるのです。

蚊の発生時期になったら、フィラリア予防のために飲ませるようにしてください。
また寄生虫によって、異常が見られた場合もしっかり投与しましょう。

錠剤・滴下タイプが苦手な子

ストロングハートプラスは、おやつ感覚で与えられるチュアブルタイプのお薬です。
チュアブルとは、口腔内で噛み砕いて食べるお薬のことです。
ストロングハートプラスは、犬の嗜好性を考えて牛肉風味に作られています。

ペット用のお薬にも様々なタイプのものがありますが、錠剤や滴下式などのタイプが苦手な犬でも、チュアブルタイプは与えやすいでしょう。
前述したとおり、おやつとして与えることができるので投与の手間にもなりません。

副作用

どんな薬であっても、副作用は起こると考えていたほうが良いでしょう。

基本的に、薬には主作用と副作用があります。
薬を飲むと、病気の原因となっている患部だけではなく、全身に成分が行きわたるのです。

目的の症状を治すのが主作用ですが、本来の目的以外で作用してしまうのが副作用。
厄介ですが、副作用はいつでも起こりうるので、投与後は注意深く様子を見てあげる必要があります。

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こんな副作用が出る場合がある

副作用には様々な症状がありますが、ストロングハートプラスの副作用としては、

  • 軽い嘔吐や吐き気
  • 鬱、無気力、食欲不振、下痢、瞳孔散大、運動失調、よろめき、痙攣、唾液分泌過多など

これらが見られる場合があります。

特に、初回投与時は嘔吐が現れやすいと言われます。
重度な副作用が出る心配はほとんどありませんが、異常が見られた際は病院で診察を受けましょう。

投与してから1時間以内に吐き出した場合は、2~3日後にもう1度試してみてください。

投与してから1時間以内に吐き出した場合は、2~3日後にもう1度試してみてください。

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服用前に必ず病院で検査!

これはすべてのフィラリア予防薬に当てはまりますが、ストロングハートプラスも初回投与前には、必ず病院でフィラリアの検査を受けましょう。

検査を受け、血中内にフィラリア幼虫(ミクロフィラリア)がいないかの確認をします。
ミクロフィラリアが体内にいる状態でフィラリア予防薬を使用すると、大量のミクロフィラリアが一斉に死に至り、血管に詰まる危険性があります。
血管に詰まってしまうと、アナフィラキシーショックを起こす可能性が高くなります。

助かる場合もありますが、アナフィラキシーショックを起こすと手の施しようがなく、死に至ることも多いです。
最悪の事故が起こらないためにも、必ず検査を受けてください。

体重ごとの用量厳守!

ストロングハートプラスには、それぞれ体重別に小型犬用から大型犬用まで、3つのラインナップがあります。
5.7~11.3㎏までを小型犬用、11.4~22.6㎏までを中型犬用、22.7~45.3㎏までを大型犬用としています。

これら体重別で、用量が異なります。
必ず愛犬の体重に適したものを、用量を厳守して投与するようにしましょう。

海外の話になりますが、用量を守らずに薬を投与したことが原因で、愛犬を亡くしたという例があるようです。
健康を守るための薬ですが、間違った方法で使うと毒にもなります。
安全に使用するために、正しい量を投与しましょう。

コリー犬種に注意!

「成分イベルメクチンは、コリー系には危険な成分」

こういう情報を、コリー系の犬を飼っている方なら聞いたことあるかと思います。

しかし、イベルメクチンは安全な成分として、フィラリア予防薬や皮膚病など様々なお薬に使用されています。
ではなぜコリー系に危険と言われているのでしょうか。

その理由は「投与量」です。
基本的には安全な成分ですが、投与量によってはふらつきや倒れるなどの副作用が起こり、最悪の場合は死に至ることもあるようです。

ストロングハートプラスのように経口投与するお薬は、イベルメクチンの含有量が少ないのであまり危険はありません。
一方で、注射や滴下式のお薬ですと吸収量が高くなり過剰摂取になる危険性があります。

他に安全性が確認されており、コリーへの危険性のない成分を使用しているお薬もあるので、別のお薬を使うほうが安心でしょう。

妊娠中・授乳中は獣医師に相談!

ストロングハートプラスは、安全性が高いため妊娠中や授乳中の犬にも使用可能です。

しかし獣医によっては、妊娠中・授乳中の使用は好ましくないとする場合もあります。
愛犬が妊娠中または授乳中の場合は、念のためかかりつけの先生に1度相談してから決めましょう。

離乳前の子犬は投与厳禁

ストロングハートプラスは、離乳前の子犬へは投与しないでください。
ストロングハートプラスは、生後6週齢以上の犬を対象に作られています。
離乳前の犬に投与すると、何らかの事故を起こす危険性もあるので、使用はやめましょう。